研修より

令和3年度 主題研究全体研修会

「主題研究全体研修会」を行いました。

 

 令和3年8月24日(火)に、筑波大学附属桐が丘特別支援学校校長下山直人氏を講師として、「主題研究全体研修会」を行いました。

 肢体不自由のある児童生徒の各教科の授業づくりに生かすために、3つの資質・能力の育成を目指す学習の基盤となる言語能力の育成について研修し、主題研究の推進を図ることを目的として、「育成を目指す資質・能力の明確化と言語力の育成」をテーマに、リモートでの講義形式で、小・中・高全職員を対象に行いました。

 下山氏からは、

Ⅰ新学習指導要領で何が変わるのか

Ⅱ各教科等で育成を目指す資質・能力の明確化

Ⅲ各教科の資質・能力を育む授業づくりに向けて

Ⅳ各教科等の授業で追及すべき言語能力の育成

の大きく4点の内容で、桐が丘特別支援学校での実践紹介も交えて、プレゼン形式でお話しいただきました。

 

~参加した職員の感想~

・何ができるようになるか、目的・結果志向の教育への転換などについて詳しくお話いただき大変参考になりました。

・“少人数で学ぶ際の対話”や児童が言葉で考えて言葉で表現する場を継続して計画的に学校生活に据えることを今後も考えていきたいと思いました。

・経験を整理し言葉にしていくことの大切さが分かり、実践していきたい。

・変化のはげしい社会の中で、自分で目的をもって考え、多様な他者と共同していける力をつけることができるよう日々考えていきたいと思いました。

 

 今回の研修会で得たことを、日々の授業の中で、児童生徒の言語能力を育てるために、生かしていきたいと思います。

<リモートで講義をする下山氏>         <リモートで受講する職員>