平成29年12月6日(水)
1. 本日の給食
2. 給食のコメント
今日の献立は、ごはん、鶏のてりやき、ボイルキャベツ、おでん、みそ汁、柿、牛乳です。
今日のデザートは会津のみしらず柿です。漢字で書くと「見不知柿」と書きます。
「身の程を知らずほどたくさんの実をつける」ことや「あまりの美味しさに我を忘れて食べ過ぎてしまう」ことなどがこの名前の由来と言われています。福島県の会津を代表する特産品で、毎年秋になると天皇家へ献上される「献上柿」としても知られています。
みしらず柿は、もともと渋柿で木からもぎった後は渋くて、すぐには食べられませんが、焼酎で2週間程度さわす(渋抜き)ことによって、渋が抜けてとろけるように甘い柿になります。
本日、おしゃべりシートで「柿はどうしてぬるぬるしているの?」という質問が届きました。
柿のぬるぬるの正体は水溶性食物繊維の「ペクチン」です。柿の種の周りにヌルヌルしたものが付いている事がありますが、あれがペクチンです。
ペクチンは量に差はありますが果物や野菜に含まれています。ゲル化作用(ドロドロにするはたらき)があるので、よくジャムを作るときに必要とされます。
ペクチンのゲル化作用を用いて、柿プリンを作ることができます。作り方は、柿と牛乳をミキサーにかけて、冷蔵庫で数時間冷やすだけです。 ゼラチンを使用しなくても、ペクチンが牛乳のカルシウムと反応することで固まってくれるのです。
材料も手間も少ない柿プリン、ぜひ作ってみてください^^*
3. 特別食
【鶏のてりやき・ボイルキャベツ・おでん・柿】
<カミカミ食> <モグモグ食> <ゴックン食>
鶏のてりやきはそれぞれの食形態に応じて崩しました。カミカミ食のおためしとして、鶏肉の繊維を断ち切るようにしてスライスしたものを提供しました。カミカミ食には和風あんがつき、必要に応じてモグモグ食とゴックン食にもかけて食べました。
ボイルキャベツはカミカミ食とモグモグ食はやわらかく煮て、形のまま提供しました。ゴックン食はペースト状にしてとろみをつけて提供しました。
おでんの昆布は特別食ではすき昆布を用いて、全食形態で細かく刻んで提供しました。にんじんと大根は、カミカミ食では形のまま、モグモグ食ではマッシャーであらめにつぶして提供しました。
柿は普通食とゴックン食の2つの形態で、ゴックン食はミキサーにかけてから裏ごして提供しました。
4. 給食食材の検査結果
※測定結果はセシウム134とセシウム137の合算値です。
検査結果
品名 ( 産地 ) : 検査結果
大根 ( 福島県 ) : 検出せず
柿 ( 福島県 ) : 検出せず
卵 ( 福島県 ) : 検出せず
鶏もも肉 ( 宮城県 ) : 検出せず
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