健康教育部 今日の給食

12月14日の給食


平成29年12月14日(木)

1. 本日の給食
 

2. 給食のコメント
 今日の献立は、カレーライス、ツナサラダ、りんご、牛乳です。
 カレーライスはインド料理を元にイギリスで生まれ、日本で独自に変化した料理です。 イギリスでは「カリーアンドライス」や「カリードライス」とも呼ばれます。日本語では省略して「カレー」と呼ばれることが多く、ラーメンと並んで『日本人の国民食』と呼ばれる人気の料理です。
 カレーライスが家庭料理として普及しはじめた大正時代は、小麦粉とカレー粉をバター等で炒めてカレールウを作り、これを鰹だしなどで伸ばしてカレーソースを作っていました。また、日本のカレーの具にはじゃがいも・にんじん・たまねぎが使われていますが、これらが定着したのは明治時代の終わり頃で、タマネギが使われ始めたのは明治20年以降であり、それ以前は玉ねぎの代わりに長葱が使われていたといわれています。
               
 また、「一晩寝かせたカレーは美味しい」とよく耳にすると思いますが、残ったカレーを鍋ごと常温で放置することで食中毒になる危険性が高くなります。食中毒の原因となるのはウェルシュ菌という細菌で、ウェルシュ菌は常温で急速に繁殖し、熱に強く高温でも死滅しない細菌です。そのため、常温で作った料理を放置することで、ウェルシュ菌の増殖を促進することになってしまうのです。調理済みの状態で1日以上経過すると、食中毒が発生する可能性が高いといわれています。さらに、カレーの大きな特徴であるスパイスの香りの大部分が失われてしまうため、調理後はなるべく早く食べて、残ったものは小分けにして冷蔵庫で保管することをおすすめします。
                          

3. 特別食
 【カレーライス】
   <カミカミ食>       <モグモグ食>       <ゴックン食>
  
 具材は、豚肉、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、グリンピースです。
 特別食は二度挽きにした豚挽肉を使用しました。
 じゃがいも、にんじん、玉ねぎは、カミカミ食では形のまま、モグモグ食ではマッシャーでつぶして提供しました。カミカミ食の具材は普段よりも大きめにして、児童生徒に合った大きさに調整しながら食べました。

 【ツナサラダ】
   <カミカミ食>       <モグモグ食>       <ゴックン食>
  
 ツナの他に、キャベツ、アスパラ、にんじんが入っています。普通食とカミカミ食にはコーンも入りました。 
 カミカミ食のキャベツ、アスパラ、にんじんはやわらかく煮て形のまま提供しました。
 モグモグ食とゴックン食は材料ごとにペースト状にして、寒天で固めて提供しました。
 ツナは食形態ごとに合わせて刻んで、とろみをつけて提供しました。

 【りんご】
      <カミカミ食>              <ゴックン食>
 
 りんごの特別食はコンポートとゼリーの2形態となりました。
 ゼリーは、コンポートをペースト状にして寒天で固めて提供しました。

4. 給食食材の検査結果
  ※測定結果はセシウム134とセシウム137の合算値です。

 検査結果 
  品名  ( 産地 ) : 検査結果

 にんじん ( 千葉県 ) : 検出せず
 玉ねぎ  ( 福島県 ) : 検出せず
 りんご ( 福島県 ) : 検出せず