小学部より

学習の様子(5年生)

2021年8月27日 16時15分

2組(やってみよう2組)

 生活科の「生き物大作戦」では、寄宿舎の先生から頂いたクワガタムシのペアを育てたり、稲やトウモロコシの栽培に挑戦したりしています。クワガタムシは寄宿舎の先生から譲り受け、名前を考えたり、家から食べられるものを持ってきたりと大切に世話をしています。当初オスだけだったのですが、調べ学習をしていた時に、「メスとペアで飼うと卵が産まれる。」ということに気づき、「ぜひメスがいたら飼いたいです!」とお願いしたところ、寄宿舎の先生が見つけてくださり、念願のペアで飼うことができました。

 稲の栽培では、JAのバケツ稲プロジェクトに応募し、土づくりから自分達で取り組み、芽出し、苗の育成、田植えに挑戦してきました。種もみの芽出しでは、発芽した芽を物差しで測り、記録して比べることで、その成長に気づくことができました。また、種もみから出た2本の芽が、「芽と根なのではないか」と考えて伝えるなど、自分の知っている事柄と結び付けて考え、学びを深めている様子がみられています。

 

5年3組 生活科 (そだててみよう)

今年はサツマイモとミニトマト、バケツ稲の栽培に取り組んでいます。自分たちで育てたい作物をイラストから選び、タブレットで動画を見て、育て方や成長する様子を調べました。
 初めて触る稲や泥の感触にドキドキ・わくわくしながら、「大きくなってね」という気持ちを込めて稲を植えることができました。毎日の水やりや観察にも「行きたい!」と手を挙げて伝えてくれ、進んで取り組んでいます。7月にはミニトマトの収穫を行いましたが、家に持ち帰ってお家の人と味見をしました。サツマイモとお米の収穫も楽しみに、これからもタブレットで成長の様子を記録しながら、大切に育てていきたいと思います。

「1番に植えたい!」と手を挙げて伝えてくれました!稲や土にたくさん触って、感触を確かめました。
 
土の感触に少しドキドキしながら、優しく苗を持って植えることができました。「早く大きくな~れ!!」
赤くなったトマトを見つけると、「トマト」と言って教えてくれました。
優しくつかんで収穫しました。

 

 

5年4組 自立活動の取り組み

 スヌーズレンルームで「光遊び」をしました。「はらぺこあおむし」の影絵シアターを見たり、光る風船を友達同士で打ち合ったりして楽しみました。他にも触ると光ったり消えたりするライトやファイバーライトなど、様々な光るおもちゃを使いました。よく見て、手を伸ばして、触って…真剣な顔で遊んでいました。最後にミラーボールを点けると、3人とも天井をじっと見つめてカラフルな光が動く様子をよく見ていました。オルゴールの音楽をかけてリラックスして活動することができました。

  ミラーボール♪

 さわるとついたりきえたりしたよ

 ファイバーライト きれい!

 

訪問学級の取り組み 自立活動「さわってみよう」

Yさんは、週3日(1回120分)教師が家庭を訪問して学習しています。
【ねらい】 〇教師と一緒に、手に触れたものを握る、押す、引く、放すなど、自ら手を動かすことができる。

 Yさんが感じたことを表情や身体の動きで表してほしいと思い、身近な素材であるお花紙を使ってお花作りをしたり、絵の具やクレヨン、色ペンなどを使いながら描く活動を行ったりしました。
「しもんスタンプ」の活動では、右手の指1本ずつに絵の具をつけ、教師が手を取りながら「画用紙に押すよ。せーの。」と声掛けし、押していきました。「ギュッ。」の言葉と共に指先に力が加わるのを感じて、画用紙に押すたびに目を大きく開いていました。
Yさんの自発的な動きや新たな気づきが見られるように、素材選びや提示の工夫をしながら、今後も学習を積み重ねることができるようにしていきたいと思います。