自立活動 実態把握について
2020年8月6日 10時58分自立活動の指導目標を適切に設定するため、本校では様々な方法を用いて実態把握をしています。その方法をご紹介いたします。
まずは、児童生徒の様子を注意深く観察します。
そして、5月と1月に設定している「自立活動実態把握月間」の時期に、以下の方法を用いて実態を把握します。
『自立活動チェックリスト』
日常生活の姿勢や動作、コミュニケーション等の全体像をとらえ、系統的な指導を行うために年2回定期的・継続的に実施。
学習指導要領「自立活動 内容」の6区分27項目ごとに把握する。
『移動に関する記録』
学校生活における移動する力の実態を把握する。指導の充実と改善に役立て日常生活の充実を図るために年2回定期的・継続的に実施。
『記録写真撮影』
児童生徒がとり得る姿勢の状態の確認や動作の状況を把握するために、年2回撮影する。
これらの方法は、教師の実態把握のためだけでなく、児童生徒が、自分の努力や成長を感じて自信をもったり、友達の成長や頑張りを認め合ったりするためにも行っています。
このような方法で把握した実態と日常の観察、指導を通して得た実態をもとに、児童生徒一人ひとりの「自立活動 個別の指導計画」を作成し、日々の指導にあたっています。