教材教具の紹介
2020年12月8日 17時53分「教材教具や自立活動に関わる資料について情報を提供し、活用しやすい環境を整える」ことをねらい、年に1回教材教具展示会を行っています。本校には約200種類の教材教具があり、児童生徒の実態に合わせて使用し指導にあたっています。その中のいくつかを紹介します。
【教材教具展示会の様子】
【教材教具紹介】
☆訓練用いす
座位をとる、座位での踏みしめ、座位からの立ち上がり、つかまって膝立ち、といった活動に使用しています。高さが違うものがあるので児童生徒に合わせて使えます。座面を縦にして教師が後ろに座って補助することもできます。
☆バランスボード
上に座って左右・前後の重心移動、体幹維持、座って片足ずつの踏みしめ、といった活動に使用しています。
☆タップピアノ
立位での踏みしめに使用したり、鍵盤の上に横になり、音を出すために体を動かしたり寝返ったりする動きを引き出したりするのに使用しています。
☆電子ロールピアノ
鍵盤が柔らかく弱い力でも音が出ます。手や腕をのせて音を出したり指を動かしたりする活動に使用しています。くるくる丸めて収納でき、コンパクトでどんな場所でも使えます。
☆カスタネット式はさみ
指の力が弱くても、切ることができるはさみです。置いた状態で固定し上から手で押して切ることもできます。
☆二人用はさみ
教師が一緒に持って動きを補助して切り方を教えることができます。急に刃を動かし紙を持ってる手を切ってしまうことも防ぐことができ安全に使用できます。
☆車いす自転車
ペダルをこぐことで、股関節、膝、足首の動きをよくしたり、足の力をつけたりできます。自由に移動できる楽しさもあり、余暇活動としても使用しています。
☆エアーベッド
ベッドの上に横になり、揺らしてもらって揺れや振動を身体で感じる活動に使用しています。電動で空気が入り、教室などでも簡易に使用できます。
☆カラーフロート
首回りにつける浮き輪で、水に浮く心地よさを感じることができます。教師が頭の後ろ部分を引いて背浮きで進んだり、カラーフロートで上体を浮かせた状態で足の動きを介助したりして使用しています。
☆エアレックスマット
身体の動きの学習の際に、床に敷いて使用したり、水治の学習で、大きな浮力を活かして身体を支え、足の動きを介助するときに使用したりしています。