4月18日、新入生と在校生の対面式を行いました。
この日に向けて、3年生が中心となって、新入生・在校生一人一人の紹介スライド作成や、会場装飾物制作などに取り組んできました。しかしながら、新型コロナウイルス感染拡大防止重点対策の延長により、中学部生徒全員が一堂に会して実施することがかなわず、感染対策を講じ、密を避ける方法で、学級単位での交流となりました。
1年生が2・3年生の教室を訪問して、工夫を凝らした自己紹介をすると、上級生は先輩らしく、やさしい言葉で温かく歓迎し、互いの緊張も解けて、和やかな雰囲気に包まれ、親睦を深めることができました。
1年生へのエールも、繰り返し練習してきた成果を発表できませんでしたが、事前に撮影したビデオを通して披露され、映像に合わせてエールを送る学級もあり、1年生の活躍を祈る上級生の思いを伝えることができました。
中学部の生徒、教師が共に協力し、助け合って一体となり、和をもって創立60周年記念の一年を歩むスタートとなりました。
R4中学部対面式.pdf
3月11日(金)に、「卒業生を送る会」が行われました。今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、事前に司会や出し物などを録画し、1本にまとめられた動画を各教室で視聴する形での実施となりました。当日に向けた準備として、在校生は装飾物や招待状づくり、卒業生を紹介する動画の編集、出し物の練習・撮影などに協力して取り組むことができました。
当日は、一同に会することができず残念でしたが、校長先生から温かい激励の言葉や、卒業生からのメッセージ、1年生から手話を取り入れた「絆」の歌のプレゼントと、心温まるシーンがたくさんありました。また、在校生と卒業生によるエール交換もあり、とても良い送る会になりました。
当日欠席した生徒たちも、後日視聴することができ、思い出を共有することができました。
送る会の後、担任の先生を通して渡された卒業記念品のひざ掛けは、卒業式に使用してもらいました。また、在校生が心を込めて制作した装飾は、視聴覚会議室に飾り、卒業生に見てもらいました。実際に装飾を見て触れたり、写真を撮ったりして、今年度ならではの楽しみ方もできたようです。
12月8日(水)に、公益財団法人日本科学技術振興財団の方に来校いただき、放射線に関する出前授業と教職員研修を行いました。
出前授業は中学部1~3年1組の生徒が参加しました。福島県石川郡などでも採取できるモズナ石から出る放射線の軌跡を、霧箱を用いて観察しました。生徒たちは興味持ち、意欲的に観察しました。
教職員研修は、放射線教育についての重要性や、放射線の基礎、教材の紹介など、今後の授業につながる、有意義なものとなりました。
~11月19日(金) 野口英世記念館&ホテルリステル猪苗代~
中学部1学年の生徒たちは、この学習旅行に向けて2学期の初めから学習を続けてきました。「総合的な学習の時間」で、野口英世の生涯や、猪苗代湖周辺の自然について調べてきました。
当日は2学年・3学年の先輩方に見送られながら出発し、旅行先では、これまで調べてきたことを振り返りながら、見学やレク活動をしてきました。
■野口英世記念館
野口英世や夫人の等身大のパネル、英世が実際に使った愛用品などが展示されており、敷地内には、当時のままに再現した生家もありました。生徒たちは、当時の英世の生活に思いを馳せていました。
また、タッチパネルでクイズに答えたり映像を見たりしたほか、野口英世のロボットがスイッチの操作で質問に答えるブースで、楽しみながら見学をしてきました。
■ホテルリステル猪苗代
ハンバーグランチを食べてきました。どの生徒も、とても美味しそうに食べていました。
昼食後は、1年5組が制作した「野口英世すごろく」を楽しみました。別な学級の友達とペアになって行い、先に上がったチームから野口英世グッズの景品をもらって嬉しそうでした。
10月11日・12日に渡って中学部3学年の修学旅行がありました。
コロナ禍で修学旅行の実施が危ぶまれましたが、会津若松と猪苗代へ変更となったものの無事実施することができました。
各クラスで調べ学習を行い、私達が暮らす福島県の会津地方について理解を深め、会津伝統工芸の絵付け体験や記念館の見学、語り部さんの話を聴くことで、郷土の偉人や文化について触れることができました。
8月16日にビッグパレットで行われた、令和3年度教育公聴会(中通り地区)にて、中学部3年奥村梨央さんが、本校の代表として意見発表を行いました。
今回の公聴会は、「第7次福島県総合教育計画」の策定に向け、中学生、高校生、保護者、一般公募者からの意見聴取のために行われたのものです。
県内の中学校から7校が選ばれ、各校の代表者がこれからの福島の教育について意見発表をしました。
奥村さんは自分の体験をもとに、10年後の福島の教育がどうあって欲しいかについて考え、
・学校施設、設備の整備について
・状況に応じた支援の必要性について
・通学など、学びを支える環境整備について
などについてまとめ、幼少期から誰もが共に学び、偏見や差別がない明るい社会の実現を願うことを、教育委員会の皆様へ向けて発信することができました。
(後日、本校校長より「教育計画策定参画証明書」が授与されました)
中学部2年生が7月1日(木)から2日(金)の1泊2日で、郡山市の青少年会館を利用して宿泊体験学習を行いました。
5月から事前学習を行い、新型コロナ感染症の対策をとりながら準備してきました。
スクールバスを利用して、2回に分かれて青少年会館に移動しました。
入所式をしてからみんなで昼食をとり部屋での休憩後、4つの班に分かれてサマーフェスティバルを行いました。ゲームは「この声、誰の声」と「ダルマさんが〇〇した」を行いました。各班で協力してゲームを行い、最後まで白熱した戦いを繰り広げました。
夕食の後は、入浴タイムとなり、学校では普段見られない姿がありました。就寝準備をして、21時30分過ぎにすぐに布団に入り寝てしまった生徒もいましたが、話が盛り上がり寝る時間が遅くなった生徒もいたようです。
2日目は、スッキリと目覚めて朝から元気一杯の生徒もいましたが、若干の疲れが見られる生徒(先生)もいました。
朝食は、それぞれが防災食を持ち寄り食べました。湯煎やレトルトなどの言葉を見て、どのようにするのかを確認しながら作って食べました。いろいろな種類がありバラエティーにとんだ食事となり良い経験でした。
退所式のあと、また2回に分かれて学校に帰校しました。
楽しい2日間となりました。
毎年行われている富田中学校との交流ですが、今年度はインターネットを用いたリモート交流とビデオ交換での交流を行っています。
リモート交流では、お互い画面を見ながらのやり取りでしたが、その距離感が逆に緊張を和らげ、和やかに交流が進みました。自己紹介の他、クイズや学校紹介、自分のおすすめ文房具の紹介など、それぞれの学級で考えた内容で盛り上がりました。
ビデオ交流は、自己紹介の他、学級での活動の様子や富田中生への歌のプレゼントなどを録画したものを、7月に届ける予定です。
中学部の生徒会総会が6月15日(火)に行われました。対面で行われるのは2年ぶりということもあり、役員はじめ多少緊張気味でしたが、生徒会の活動方針の提案、各委員会の年間活動計画の発表などそれぞれの役割を責任をもって取り組みました。
全会一致で方針案が承認され、1年間の生徒会活動が確認されました。