自立活動部

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自立活動部

自立活動実践紹介

教材教具の紹介

「教材教具や自立活動に関わる資料について情報を提供し、活用しやすい環境を整える」ことをねらい、年に1回教材教具展示会を行っています。本校には約200種類の教材教具があり、児童生徒の実態に合わせて使用し指導にあたっています。その中のいくつかを紹介します。

【教材教具展示会の様子】

展示会  

 【教材教具紹介】

☆訓練用いす

   座位をとる、座位での踏みしめ、座位からの立ち上がり、つかまって膝立ち、といった活動に使用しています。高さが違うものがあるので児童生徒に合わせて使えます。座面を縦にして教師が後ろに座って補助することもできます。

 訓練いす0  訓練いす1  訓練いす2

 

☆バランスボード

 上に座って左右・前後の重心移動、体幹維持、座って片足ずつの踏みしめ、といった活動に使用しています。

バランスボード   バランスボード

 

☆タップピアノ

 立位での踏みしめに使用したり、鍵盤の上に横になり、音を出すために体を動かしたり寝返ったりする動きを引き出したりするのに使用しています。

タップピアノ1    タップピアノ2

 

☆電子ロールピアノ

 鍵盤が柔らかく弱い力でも音が出ます。手や腕をのせて音を出したり指を動かしたりする活動に使用しています。くるくる丸めて収納でき、コンパクトでどんな場所でも使えます。

電子ロールピアノ

 

☆カスタネット式はさみ

 指の力が弱くても、切ることができるはさみです。置いた状態で固定し上から手で押して切ることもできます。

カスタネットはさみ  カスタネットはさみ2

 

☆二人用はさみ

 教師が一緒に持って動きを補助して切り方を教えることができます。急に刃を動かし紙を持ってる手を切ってしまうことも防ぐことができ安全に使用できます。

二人用はさみ

 

☆車いす自転車

 ペダルをこぐことで、股関節、膝、足首の動きをよくしたり、足の力をつけたりできます。自由に移動できる楽しさもあり、余暇活動としても使用しています。

車いす自転車

 

☆エアーベッド

 ベッドの上に横になり、揺らしてもらって揺れや振動を身体で感じる活動に使用しています。電動で空気が入り、教室などでも簡易に使用できます。

エアーベッドエアーベッドエアベッド

 

☆カラーフロート

 首回りにつける浮き輪で、水に浮く心地よさを感じることができます。教師が頭の後ろ部分を引いて背浮きで進んだり、カラーフロートで上体を浮かせた状態で足の動きを介助したりして使用しています。

 カラーフロート

 

☆エアレックスマット

 身体の動きの学習の際に、床に敷いて使用したり、水治の学習で、大きな浮力を活かして身体を支え、足の動きを介助するときに使用したりしています。

エアレックスマット0エアレックスマットエアレックスマット2

自立活動 実態把握について

自立活動の指導目標を適切に設定するため、本校では様々な方法を用いて実態把握をしています。その方法をご紹介いたします。

まずは、児童生徒の様子を注意深く観察します。

そして、5月と1月に設定している「自立活動実態把握月間」の時期に、以下の方法を用いて実態を把握します。


『自立活動チェックリスト』
 日常生活の姿勢や動作、コミュニケーション等の全体像をとらえ、系統的な指導を行うために年2回定期的・継続的に実施。
 学習指導要領「自立活動 内容」の6区分27項目ごとに把握する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『移動に関する記録』
 学校生活における移動する力の実態を把握する。指導の充実と改善に役立て日常生活の充実を図るために年2回定期的・継続的に実施。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『記録写真撮影』
 児童生徒がとり得る姿勢の状態の確認や動作の状況を把握するために、年2回撮影する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


これらの方法は、教師の実態把握のためだけでなく、児童生徒が、自分の努力や成長を感じて自信をもったり、友達の成長や頑張りを認め合ったりするためにも行っています。

このような方法で把握した実態と日常の観察、指導を通して得た実態をもとに、児童生徒一人ひとりの「自立活動 個別の指導計画」を作成し、日々の指導にあたっています。

水治の学習の授業風景


どの学年の児童生徒も週1回のペースで継続して入ることができるようにしています。

 水治の学習が好きな児童生徒も多く、みんなが楽しみにしている時間でもあります。

~主な学習内容~

(1)リラックスするための活動
(支援者により他動的に動かした場合)
 ①教師介助の背浮き(上半身支持)
 ②教師介助の背浮き(頭部支持)
 ③背浮きでバタ足
 
 ④
エアレックスマットを利用した背浮きとバタ足
 ⑤カラーフロートを使った背浮きとバタ足
 ⑥
浮き輪を使ったバタ足
 ⑦
ビート板や腰浮きを使ったバタ足



(2)身体を動かすための活動
(児童生徒自身により自発的に動かした場合)
 ①背浮きでバタ足 
 ②
エアレックスマットを利用した背浮きとバタ足
 ③カラーフロートを使った背浮きとバタ足 
 ④
浮き輪を使ったバタ足
 ⑤ビート板や腰浮きを使ったバタ足


(3)水中での立位や
歩行の学習
 ①踏みしめ姿勢の練習
 ②手引きでの歩行練習

 ③手すりや平行棒を使った歩行練習
 ④独歩の練習
    
くわしくは・・・                  クリック!クリック!!
自立活動部「水治の学習について」をご覧下さい!

自立活動授業力向上研修講座

水治の学習(温水プールでの活動)の特徴的な目的

 ①温かさや水圧の心地よさを感じて、普段入っている緊張を解きほぐす。(リラクゼーション効果)

 ②水の浮力を利用することで、関節や筋肉にかかる体重の重みが少なくなり、体をたくさん動かすことができる。
    
 ・・・などがあげられます。

水治の学習に取り組んでく中で、
  「児童生徒が安心して体を委ねているのかな?」

  「もう少し(児童生徒が)水中で身体を緩めることができないかな?」

  「立位、歩行の指導の仕方はこのやり方が適当なのか。もっと良い方法があるのでは?」

  先生方のこのような疑問に答えるため、今年度も校内の授業力向上研修講座で自立活動部の講座「身体の動き 水治の学習の指導について」が行われました。
 
水中ならではの身体の弛め方を知ることにより、児童生徒が主体的に身体を動かすことができるようにしていくことがこの講座の目的です。本校の自立活動アドバイザーの渡邉弘規先生から、水中での支援の方法について実際に先生方に体感していただきました。




 

 主な支援具
       カラーフロート            ヘルパー          エアレックスマット