12月19日(月)の夜のつどい後、ゆず湯の由来について伝えました。その際、ゆず湯以外の冬至の験担ぎとして、終わりに「ん」がつくものを食べると良いとされる「運盛り」についても説明しました。舎生たちにどんなものがあるか尋ねてみると「にんじん」や「れんこん」、中には「ラーメン」と答える舎生もいました。
12月21日(水)と冬至である22日(木)の2日間、舎のお風呂がゆず湯になりました。ゆず湯には冷え性防止や疲労回復効果があります。舎生たちは「ゆずの匂いがする!」「今年はゆずがたくさん入っている!」と話していました。ゆずに触れて香りを楽しみ、季節感を味わうことができました。
12月12日(月)に、寄宿舎お楽しみ会を行いました。ゾーン長会のメンバーが「寄宿舎生全員で楽しめる物を」と話し合いを重ね、今年度は放課後の学校を会場にしてオリエンテーリングをすることになりました。いつもはたくさんの児童生徒が活動をしている学校ですが、放課後に誰もいなくなると静かでまた違う雰囲気。そんな中で、ヒントを頼りにチェックポイントを探し出し、それぞれのチェックポイントでミッションをクリアーして完全制覇を目指すにぎやかな声が響いていました。
夕食後には、チェックポイントで活躍してくれた、寄宿舎の大怪獣と寿司職人(のような人)が駆けつけ、結果発表と景品の授与も盛り上がり、楽しい一日となりました。
寄宿舎で新しいクリスマスツリーを購入しました。ツリーに松ぼっくりがついていることに気付いた舎生は「松ぼっくりがついている」「冬の感じがする」と話していました。例年は全員で集まって飾りつけをしますが、今年度は感染症対策のため、少人数に分けて舎生たちの余暇時間に行いました。食堂にやってきた舎生たちはツリーの飾りを選び「どこに飾ろうかな」と悩みながらも楽しそうに飾りつけをしていました。
10月7日(金)に保護者会の奉仕作業が行われました。当日は時折小雨が降る寒い中、浴室・脱衣室のマットを消毒していただきました。「直接肌に触れるものだからこそ清潔に!」と念入りに作業していただきました。ご参加いただきました保護者の皆様、お忙しい中、ありがとうございました。
10月14日(金)に保護者会研修会として「卒業後の社会自立に向けて」をテーマに、鈴木寮務主任の講話と情報交換を行いました。。本校卒業生を事例に取り上げたた内容は、より身近に感じられる内容でした。また、保護者さんからのQ&Aに答える場面もあり、充実した研修会になりました。2週続けての行事になりましたが、ご参加いただきました保護者の皆様お世話になりました。
9月8日(木)の夕食後、指導員からお月見の由来とお月見どろぼうという風習について話をしました。
お月見は月を眺めながら秋の収穫に感謝する行事ですが、今回は福島県などで行われているお月見どろぼうを知り、体験する活動を行いました。お月見どろぼうは地域の子どもたちが近所のお供えものをもらい歩きするという地域の風習です。舎生からは「初めて知った」「ハロウィンみたい」との声が聞かれました。寄宿舎の子どもたちにも三方に見立てた台にお菓子を準備しました。由来を説明した後、舎生たちにもこっそりとお菓子をもらってお月見どろぼうを楽しんでいました。
7月6日(月)の夕食後、舎生たちに七夕の由来について話をしました。七夕伝説について知っている舎生も多かったため、その中でもあまり知られていない内容をクイズにしました。第1問「織姫と彦星はあるものを使って再会しますがそれはなんでしょう」第2問「七夕の行事食はなんでしょう」の2問を出題し、答えを伝えました。カササギという鳥が天の川に橋を架けることや、七夕の行事食がそうめんがあることを知らなかった舎生もいましたが、改めて行事の由来や伝統を知るきっかけになったようです。
また、寄宿舎の食堂前に吹き流しと舎生たちの夢や目標などの願いごとが書かれた短冊を飾りました。暑い日が続いていますが、吹き流しに風が吹くと揺れて涼やかな気分になることができました。
6月20日(月)に保護者会の奉仕作業が行われました。当日は、梅雨とは思えない良い天気となり、室内もかなり暑くなりました。そのような中、マスクを着用したままの作業で汗だくになりながら、浴室・脱衣場・食堂窓の清掃をしていただきました。これまで落としきれなかった汚れもすっかりきれいになり、舎生からは家族の皆様への「感謝」の言葉が聞かれました。参加いただいた保護者の皆様ありがとうございました。
今後も保護者の皆様と連携して、舎生が安心して快適に生活できる寄宿舎にしていきたいと思います。
新年度になり、最初の舎生会行事である「前期舎生会総会」を5月30日(月)に行いました。今年度も感染症拡大防止の為、全員で集まらず、リモートで実施しました。ゾーン長が、ゾーン長会と自治活動部(新聞放送部、舎食部、環境衛生部)で事前に話し合って決めた目標と活動内容の報告を行い、それを舎生一人一人、真剣に聞く姿が見られました。また、ゾーン長会の3人は、ゾーン長として初めての舎生会行事でしたが、みんなが聞きやすいようにと意識して議事を進めてくれました。この日に報告があったものをもとに、より良い寄宿舎生活にしていこうと思います。
新年度がスタートし、あっという間に5月を迎えました。
寄宿舎食堂吹き抜けには、みんなが元気に過ごせるようにと願いをこめ、こいのぼりや武者人形を飾りました。舎生からは「今年のこいのぼりはどうして縦に吊るされているの?」との声が聞かれたので、夜のつどいで中国の竜門という滝を鯉が上ったことから、こいのぼりと呼ばれるようになったという由来を伝えました。また、寄宿舎食堂の壁面には、舎生たちが書いたこいのぼりもあります。「充実した高校生活を送りたい」「みんなと仲良く過ごしたい」など、それぞれ願いや気持ちがたくさん書かれています。
4月26日(火)、4月27日(水)には菖蒲湯を実施しました。
菖蒲の強い香りで邪気を払い、薬草の効果で健康になるとされていることから、無病息災を願って入ります。菖蒲湯にはリラックス効果や血行を良くする作用もあり、舎生たちは菖蒲を触ったり、匂いを嗅いだりしながら気持ちよさそうに入浴していました。「ほんのり匂いがする」「あたたまった」などの声が聞かれ、季節感を味わうことができました。
こいのぼり 食堂壁面の掲示
武者人形