10月7日(金)に保護者会の奉仕作業が行われました。当日は時折小雨が降る寒い中、浴室・脱衣室のマットを消毒していただきました。「直接肌に触れるものだからこそ清潔に!」と念入りに作業していただきました。ご参加いただきました保護者の皆様、お忙しい中、ありがとうございました。


10月14日(金)に保護者会研修会として「卒業後の社会自立に向けて」をテーマに、鈴木寮務主任の講話と情報交換を行いました。。本校卒業生を事例に取り上げたた内容は、より身近に感じられる内容でした。また、保護者さんからのQ&Aに答える場面もあり、充実した研修会になりました。2週続けての行事になりましたが、ご参加いただきました保護者の皆様お世話になりました。


9月8日(木)の夕食後、指導員からお月見の由来とお月見どろぼうという風習について話をしました。
お月見は月を眺めながら秋の収穫に感謝する行事ですが、今回は福島県などで行われているお月見どろぼうを知り、体験する活動を行いました。お月見どろぼうは地域の子どもたちが近所のお供えものをもらい歩きするという地域の風習です。舎生からは「初めて知った」「ハロウィンみたい」との声が聞かれました。寄宿舎の子どもたちにも三方に見立てた台にお菓子を準備しました。由来を説明した後、舎生たちにもこっそりとお菓子をもらってお月見どろぼうを楽しんでいました。

7月6日(月)の夕食後、舎生たちに七夕の由来について話をしました。七夕伝説について知っている舎生も多かったため、その中でもあまり知られていない内容をクイズにしました。第1問「織姫と彦星はあるものを使って再会しますがそれはなんでしょう」第2問「七夕の行事食はなんでしょう」の2問を出題し、答えを伝えました。カササギという鳥が天の川に橋を架けることや、七夕の行事食がそうめんがあることを知らなかった舎生もいましたが、改めて行事の由来や伝統を知るきっかけになったようです。
また、寄宿舎の食堂前に吹き流しと舎生たちの夢や目標などの願いごとが書かれた短冊を飾りました。暑い日が続いていますが、吹き流しに風が吹くと揺れて涼やかな気分になることができました。

6月20日(月)に保護者会の奉仕作業が行われました。当日は、梅雨とは思えない良い天気となり、室内もかなり暑くなりました。そのような中、マスクを着用したままの作業で汗だくになりながら、浴室・脱衣場・食堂窓の清掃をしていただきました。これまで落としきれなかった汚れもすっかりきれいになり、舎生からは家族の皆様への「感謝」の言葉が聞かれました。参加いただいた保護者の皆様ありがとうございました。
今後も保護者の皆様と連携して、舎生が安心して快適に生活できる寄宿舎にしていきたいと思います。

新年度になり、最初の舎生会行事である「前期舎生会総会」を5月30日(月)に行いました。今年度も感染症拡大防止の為、全員で集まらず、リモートで実施しました。ゾーン長が、ゾーン長会と自治活動部(新聞放送部、舎食部、環境衛生部)で事前に話し合って決めた目標と活動内容の報告を行い、それを舎生一人一人、真剣に聞く姿が見られました。また、ゾーン長会の3人は、ゾーン長として初めての舎生会行事でしたが、みんなが聞きやすいようにと意識して議事を進めてくれました。この日に報告があったものをもとに、より良い寄宿舎生活にしていこうと思います。

新年度がスタートし、あっという間に5月を迎えました。
寄宿舎食堂吹き抜けには、みんなが元気に過ごせるようにと願いをこめ、こいのぼりや武者人形を飾りました。舎生からは「今年のこいのぼりはどうして縦に吊るされているの?」との声が聞かれたので、夜のつどいで中国の竜門という滝を鯉が上ったことから、こいのぼりと呼ばれるようになったという由来を伝えました。また、寄宿舎食堂の壁面には、舎生たちが書いたこいのぼりもあります。「充実した高校生活を送りたい」「みんなと仲良く過ごしたい」など、それぞれ願いや気持ちがたくさん書かれています。
4月26日(火)、4月27日(水)には菖蒲湯を実施しました。
菖蒲の強い香りで邪気を払い、薬草の効果で健康になるとされていることから、無病息災を願って入ります。菖蒲湯にはリラックス効果や血行を良くする作用もあり、舎生たちは菖蒲を触ったり、匂いを嗅いだりしながら気持ちよさそうに入浴していました。「ほんのり匂いがする」「あたたまった」などの声が聞かれ、季節感を味わうことができました。

こいのぼり 食堂壁面の掲示

武者人形
3月15日(火)に寄宿舎から高等部卒業生が旅立ちました。
卒業生のために送別会を企画したいと立候補した実行委員が、「卒業生と一緒に楽しい思い出を作り、感謝の気持ちを伝えたい。」との思いで、昨年の12月から準備をしてきました。
また、在舎生のみんなと一緒に、「卒業生クイズ」作りや、卒業生へのメッセージアルバム作り、ビデオメッセージの撮影、掲示板に飾る花作りをしてきました。

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、実行委員が企画していた送別会はできませんでしたが、その代わりに、卒業式後、在舎生からのビデオメッセージや思い出の写真を卒業生に見てもらいました。少し照れている様子でしたが、在舎生の思いが伝わったようです。
その後、在舎生が準備してきたメッセージアルバムや記念品、花束を渡しました。「これみんなが書いてくれたんだ。」と嬉しそうにしていました。
寄宿舎を去るときに、玄関前でくす玉割りを行いました。卒業生とご両親でくす玉を割り、在舎生からの「ありがとう」の言葉が春空にはばたきました。

在舎生からのメッセージを鑑賞中 青空の下でのくす玉割り
4月から新たなステージで輝いていってほしいと思います。
在舎生・職員一同、応援しています!
〇節分
2月3日(木)に食堂で豆まきを行いました。例年は寄宿舎にやってきた鬼を追い払っていましたが、今年はコロナの影響で鬼は来ませんでした。舎生たちは「自分の心の中にいる鬼はなんだろう」と思い浮かべて、職員の「鬼は外、福は内」のかけ声に合わせながら、壁面に飾られている『好き嫌い鬼』や『泣き虫鬼』などのお面に向かって楽しそうに豆を投げていました。また、舎祭やお楽しみ会にも現れた大怪獣に向かって、思いきり豆をぶつける舎生もいました。
豆まき後には福豆をいただきました。昔から自分の年にひとつだけ加えた数を食べると身体が丈夫になるといわれています。舎生から「来年は鬼が来るかな」とつぶやきが聞こえました。来年の節分にはコロナも収束し、寄宿舎のみんなで鬼を追い出したいですね。

〇桃の節句
舎生みんなの幸せや健康を願い、7段のひな壇飾りを飾りました。寄宿舎のひな壇飾りを初めて見る舎生も多く、人形や御道具の数々を興味深く見ていました。また、通学生も見てくれました。
年度末の何かと忙しい時期ですが、ひな壇飾りを目にして、ふと心を休め、春の訪れを感じる機会になりました。
