3月15日(火)に寄宿舎から高等部卒業生が旅立ちました。
卒業生のために送別会を企画したいと立候補した実行委員が、「卒業生と一緒に楽しい思い出を作り、感謝の気持ちを伝えたい。」との思いで、昨年の12月から準備をしてきました。
また、在舎生のみんなと一緒に、「卒業生クイズ」作りや、卒業生へのメッセージアルバム作り、ビデオメッセージの撮影、掲示板に飾る花作りをしてきました。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、実行委員が企画していた送別会はできませんでしたが、その代わりに、卒業式後、在舎生からのビデオメッセージや思い出の写真を卒業生に見てもらいました。少し照れている様子でしたが、在舎生の思いが伝わったようです。
その後、在舎生が準備してきたメッセージアルバムや記念品、花束を渡しました。「これみんなが書いてくれたんだ。」と嬉しそうにしていました。
寄宿舎を去るときに、玄関前でくす玉割りを行いました。卒業生とご両親でくす玉を割り、在舎生からの「ありがとう」の言葉が春空にはばたきました。
在舎生からのメッセージを鑑賞中 青空の下でのくす玉割り
4月から新たなステージで輝いていってほしいと思います。
在舎生・職員一同、応援しています!
〇節分
2月3日(木)に食堂で豆まきを行いました。例年は寄宿舎にやってきた鬼を追い払っていましたが、今年はコロナの影響で鬼は来ませんでした。舎生たちは「自分の心の中にいる鬼はなんだろう」と思い浮かべて、職員の「鬼は外、福は内」のかけ声に合わせながら、壁面に飾られている『好き嫌い鬼』や『泣き虫鬼』などのお面に向かって楽しそうに豆を投げていました。また、舎祭やお楽しみ会にも現れた大怪獣に向かって、思いきり豆をぶつける舎生もいました。
豆まき後には福豆をいただきました。昔から自分の年にひとつだけ加えた数を食べると身体が丈夫になるといわれています。舎生から「来年は鬼が来るかな」とつぶやきが聞こえました。来年の節分にはコロナも収束し、寄宿舎のみんなで鬼を追い出したいですね。
〇桃の節句
舎生みんなの幸せや健康を願い、7段のひな壇飾りを飾りました。寄宿舎のひな壇飾りを初めて見る舎生も多く、人形や御道具の数々を興味深く見ていました。また、通学生も見てくれました。
年度末の何かと忙しい時期ですが、ひな壇飾りを目にして、ふと心を休め、春の訪れを感じる機会になりました。
コスモスゾーンのみんなで2学期お疲れさま会を企画し、12月20日(月)にケーキを食べたり、ボードゲームで遊んだりと楽しいひとときを過ごすことができました。8人の大所帯のゾーンですが、2学期もみんなで協力し合い、助け合って寄宿舎生活を送ってきました。3学期もみんな元気に会おうね!
わたしたちはチョコレートケーキ♪ サンタクロースのパペットマペットも登場
わたしはモンブラン♪ クリスマス風のケーキだよ♪
みんなで食べるとおいしいね ゲームはドキドキ!ハラハラ!
12月13日は、お楽しみ会でした。今年度は、2部制で『第1部 リースづくり』『第2部 食事会』の流れで行われ、生徒たちは楽しい時間を過ごすことができました。前回の投稿でお伝えした大怪獣は、お楽しみ会の中で行われた「ゾーン長からのサプライズ」として、ゲスト出演してもらった時の写真でした。一人一人にプレゼントが配られ、お楽しみ会を、より盛り上げてくれました。
舎生全員で作りました! リースづくりの最中…みんな真剣!
どのパーツをつけようか…。 ゾーン長とともに大怪獣登場!
はい、どうぞ♪プレゼントだよ~(^^♪ 第2部 食事会がスタート!
豪華な食事に舌鼓✨ 素敵な作品が出来上がりました
今年度、寄宿舎には度々大怪獣が出現しています。1度目は舎祭の時に…。
この写真はつい先日現れたものです。一体どうして現れたのか…。近日中にご報告したいと思いますので、楽しみにお待ちください。
12月6日(月)と12月7日(火)にクリスマスツリーの飾りつけをしました。クリスマスソングを聴きながら、オーナメントやモールを飾りつけて色とりどりの華やかなクリスマスツリーができました。
12月14日(火)と12月15日(水)にゆず湯に入りました。ゆず湯には疲労回復効果や冷え性緩和の効果があるそうです。寒さが厳しくなってきましたが、ゆず湯に癒され、心も身体もぽかぽかになりました。寒さに負けることなく元気に過ごしましょう。
生徒から、「何か楽しいことがしたい」と話があり、自分たちで「ドーナツを食べる会」を企画しました。日程や注文のとりまとめ、電話注文等、生徒たちが役割を決め、準備しました。電話注文は、事前に練習を積み重ねて行いました。とても緊張したようでしたが、練習の成果もあり、上手に受け答えをすることができていました。周りで様子を見ていた生徒たちからは「自分もできるようになりたい!!」という声が聞かれました。会当日は、しっかりと感染症対策を行いながら美味しくドーナツを食べ、楽しい時間を過ごすことができました。会終了後は、余韻を残しつつ自分たちで後片づけをしました。
かんぱ~い!! 美味しくドーナツを食べました♪
また楽しいことを企画しよう!!
10月22日(金)に保護者会の奉仕作業・研修会が行われました。当日は、天候が曇りで寒さが心配されましたが、作業中は晴れ間も見え無事に落ち葉拾いを行うことができました。四つ葉祭を前に寄宿舎の環境を整えていただきありがとうございました。
研修会は、プレイルームに場所を移し、フライングディスクの講習会を行いました。初めに競技種目、子どもたちが普段授業で行ったり大会に参加したりしているアキュラシー(ディスリート)、ディスタンスについて詳しく説明がありました。その後、実際に2ヶ所のゴール(5メートル・7メートル)をめがけて「立った状態で投げる」、「車イスに座った状態で投げる」、「ブレーキのついていない競技用の車イスに座った状態で投げる」ことを体験しました。的が5メートルの時には入っていたディスクも距離が2メートル延びたり、車イスに座ることで目線が低くなり、足の踏ん張りもきかなくなったりすることで、なかなか入らなくなることを実感していました。
講師より、生涯スポーツの観点から、フライングディスクだけではなく、車イスバスケットボールや車イス陸上などの話を聞き、福島県内でも障がい者スポーツ教室や車イスバスケットボールを行っている所があることがわかりました。卒業後もスポーツを続けて多くの人と繋がり続けることで健康が維持されるというたいへん貴重な話を聞くことができました。
保護者からは、「初めてでしたが楽しく参加することができてよかった。」という感想をいただきました。参加いただいた保護者の皆様ありがとうございました。
今後も保護者の皆様と連携して、生徒が安心して快適に生活できる寄宿舎を目指していきたいと思います。
『すっかりきれいになりました。ありがとうございました。』
『これが実際に競技で使用する 『ナイスゴール!!』 『踏ん張りがきかないので
ディスクです。』 難しい。』
9月14日(火)の夕食後に、お月見の由来について話をしました。「お月見クイズ」を通して、「収穫された野菜や果物などの秋の実りに感謝をする行事」であることや、「南欧では月の模様はカニに例えられている」ことなどの知識を深めました。
食堂の掲示板には、真ん丸のお月様やお団子、野菜、すすきを飾り、その周りを、寄宿舎生たちが余暇時間に作った個性豊かな表情のうさぎやどんぐりの折り紙で彩りました。160㎝超の本物のすすきを見て、「こんなに大きいんだね!」と驚く寄宿舎生もいました。
また、今年の十五夜は9月21日(火)ということで、その日の夕食後に外に出て月を眺めました。今年は中秋の名月と満月の日付が8年ぶりに重なったこともあり、ひときわ輝いて見えたお月さまでした。