高等部3年1・2組の生徒たちは、1・2年で学習したことを活かして、福島県選挙管理委員会の方の指導の元、今回の参議院選挙を利用した模擬選挙を行いました。
昨年度、生徒達から、「誰に投票してよいかわからない」との話がありましたので、今回は模擬選挙を行う前に、立候補者の情報を集める学習を行いました。選挙管理委員会から配付された選挙公報等を参考にしたり、iPadを使って選挙管理委員会のHPを利用したりして立候補者について調べ、その上でだれに投票するかを決めることができました。

その後、本番と同じような選挙会場で、順番に投票体験をすることができました。

参議院選挙当日は、18歳以上の生徒は選挙会場に出かけ、投票をしてくることができました。また18歳未満の生徒は、今回の投票はできませんでしたが、テレビで選挙速報に興味を示し、誰が福島県の参議院議員になったかを確認することができました。
講座「模擬参議院議員通常選挙」の学習を通して、選挙に興味を示し、積極的に選挙に参加しようとする気持ちをもつことができました。
今年度も日大東北高等学校と交流を行うことになり、6月1日(水)に第1回目のリモートで交流を行いました。協議の前にお互いをよく知るためのフリートークを行っているのですが、みんな自分の興味のあることを質問し、盛り上がっていました。協議では、授業内容について、テスト勉強の仕方と量について、進路について、毎月のおこづかいの使い道についてなどを話し合いました。今回も今それぞれが興味があることを質問して話し合いをすることができ、とても有意義な時間となりました。次回は11月を予定しています。
6月1日(水)
高等部3年3,4組が合同で、郡山市ふれあい科学館スペースパークに行ってきました。生徒たちは、プラネタリウムや展示ブースを見学し、理科で学習した天体の知識を深めることができました。



月面ローバーを動かしたり、本物の宇宙服を見たりすることができました。

隕石を触ることができました。こちらは磁石がくっつく鉄隕石といわれるものでした。
6月2日(木)に「創立60周年記念 先輩の話を聞く会」が実施されました。講師に「日立Astemo株式会社」に就職されて勤続3年目の鈴木康希さん(令和元年度卒業生)をお迎えし、高等部卒業後の就労生活についてのお話をうかがいました。また、事前に募った様々な質問にも実体験を踏まえて一つ一つ丁寧にお答えいただきました。参加した生徒達からは「自身の進路に対するイメージを膨らませることができた。」や「進路実現に向けてどんなことが必要なのかを具体的に知ることができた。」等の感想が聞かれました。

5月18日(水)
高等部3年3,4,5組を対象に主権者教育を行いました。
福島県選挙管理委員会事務局の鈴木貴洋様、本田達也様の2名を講師にお招きして実施しました。
今年から成人年齢が18歳に引き下げられることから、生徒たちは政治に参加することの意義を考え、選挙のしくみを学習しました。

選挙の説明を受けた後、模擬投票を行いました。選挙で使われる投票用紙がプラスチック製であることや、折り曲げても元に戻ることを実際に確認しながら投票を体験しました。

↑投票用紙を受付で受け取ります↑

↑隣の人に見えないように、自分が投票する人の名前を書いています↑

↑本物の投票箱に投票する経験をすることができました↑
今回の主権者教育を通して、生徒は「社会に自分の意見を届けるための手段として選挙がある」、「若い人たちが選挙に行くことで、みんなが住みやすい社会になる」ということを学びました。
高等部3年2組の生徒が昨年度から実施している「空飛ぶ車いすボランティア活動」において、修繕していた車いすがついに完成し、5月26日(木)に配送業者に引き渡すことができました。
「空飛ぶ車いすボランティア活動」とは不要になった車いすを集め、修理、整備して、車いすの不足しているアジア諸国に送り届けるボランティアリレー活動になっています。
この活動を通して、誰かの役に立つ活動ができていること、やりがいを生徒は感じることができたようです。


5月11日(水)に前期生徒会総会が行われ、今回もリモートによる実施となりました。昨年後期の総会も同じ形態での実施だったため、役員も見通しをもってスムーズに運営することができました。総会は滞りなく進み、すべて無事に承認されました。新型コロナウイルス感染症対策が必須となってしばらくたちますが、工夫と対策をすることでいろいろなことができるようになってきたと役員一同感じているようです。これからもどうやったらできるか?という考え方を大切に行事運営をしていきたいと思います。