高等部3-1、2-1、2-2の生徒達は、12月13日月曜日の5・6校時に、郡山年金事務所の方を講師にお招きして、「年金セミナー」を行いました。まず前半は、年金制度について、パワーポイントを使ってわかりやすく説明してくださいました。後半は障害年金について、年金ガイドという冊子を使って丁寧に教えてくださいました。
受講前は、年金のことを知っていたものの、身近に感じられない生徒が多かったのですが、受講後は、20歳になったら保険料を払う義務があること(申請免除や納付猶予はあるが)、年金は現役世代みんなで支えあっていることなどを知ることができました。また障害年金について学び、手続きの時期や方法などについて知ることができました。障害年金については、もっとよく知りたいと話す生徒が何人もいました。
年金について知ることは、将来の生活を営む上で大切なことです。卒業前にしっかり学び、将来の生活に生かしてほしいと思っています。

11月22日(月)に日大東北高等学校と今年度二回目のリモート交流を行いました。
今回はお互いの文化祭の実施報告とコロナ禍での修学旅行、生徒会活動などについて協議を行いました。
役員改選後であったため、第1回とは違うメンバーとなり、始めは緊張する様子も見られましたが、少しずつ打ち解け、後半は余暇時間の過ごし方や趣味等、生徒会行事のことだけではなく、お互いについて知ろうとする場面も見られました。
次回は2月です。
次はどんな会話をしようかと今から楽しみにしているようです。

秋の猪苗代へ ~高等部1学年学習旅行~


10月15日(金)、目的地を猪苗代として、高等部1学年の学習旅行を行いました。移動は貸し切りバスを使用しましたが、感染症対策のため、座席の間隔を空け、車内での会話を控えめにして移動しました。この経験は、同じようにバスを使って実施する次年度の修学旅行につながります。
猪苗代では、ハーブ石鹸作りの体験やハーブ園の散策など、地域の特色に触れる貴重な活動が経験できました。ハーブ石鹸作りは、材料の石鹸の素やハーブオイルをビニール袋の中で混ぜ、取り出して成形します。生徒たちは、友だちの作り方や作品を見ながら、自分の活動に生かして花やアニメのキャラクターなど思い思いの形を作り上げていました。できあがったハーブ石鹸はとてもいい匂いで、作る楽しさを感じると同時に、使う楽しみも湧いてくる活動となりました。
その後は、昼食を挟んでハーブ園へと移動し、散策を楽しみました。園内では、秋の日差しと高原の風で爽快な気分を味わうことができました。活動は学級毎でしたが、いつの間にか複数の学級が集まって写真を撮ったり歓談したり、自然と交流が深まっていきあちこちで和やかな雰囲気がつくられていました。飾られている色とりどりのパラソルや、少し強面のハロウィーンのキャラクターの演出に加えて、広い花壇のコスモスやジニアの花々は、きっと生徒の記憶に残る経験になったと思います。
高等部1学年の入学時は、県内でも新型コロナウイルス感染症に注意しなければならない状態が続いていて、学年内の交流を広げるための集会などは実施できませんでした。今回の、1つのバスに乗り同じ場所で食事をして制作活動や屋外活動を行った学習旅行は、学年全体での活動としては初となり、1学年としてのまとまりを築くための第1歩となったのではないかと思います。この後、10月末には3年に1度の四つ葉祭も予定されています。この機会にも、各学級が協力して学年の催しを運営することで、互いのつながりを確かめ、学年としての力を向上させていきたいと思います。
高等部3-1、2-1、2-2の生徒達は、7月12日月曜日の5・6校時に、福島県選挙管理委員会事務局の方を講師にお招きして、「選挙出前講座」を行いました。
まずパワーポイントを使って、「政治・選挙と日常との関わり」や「18歳になると得られる権利」「選挙運動」「選挙犯罪」等について、わかりやすく説明していただきました。
また、実際選挙で使われている記載台や投票箱を使って、模擬選挙を行いました。
本講座を受けて、生徒たちは選挙についてより深く知ることができるとともに、選挙をより身近に感じることができました。
また若者の投票率が低いことや、このままでは若者向けの政策を提案されないことを知り、自分たちが選挙に参加する大切さを知ることができました。
