高等部1年1組の「家庭基礎」では現在「衣生活分野」を学習しています。これまで、「被服の起源」「素材の種類と特徴」「立体構成と平面構成」「世界の民族衣装」「日本の和装の歴史と文化」について学んできました。今回は本宮市にある古民家スタジオ「KAMIMACHI」の伊藤順子さんを講師に迎え、和装のカジュアル着である「浴衣」の着装体験を行いました。
男性用、女性用の帯の結び方の違いや、車いすでも見えるような帯結びのアレンジを実演していただき、着付けしてもらう生徒も実演を見る生徒も初めての経験に目をキラキラと輝かせていました。講師の伊藤さんからは「和装を堅苦しくとらえず、身近なものとして楽しんでほしい。」「着物は帯やヘッドアクセなどの組み合わせで何通りもの着こなしができる。帯の結び方も種類は無限大にある。その日の自分の気分や好みで「変わる自分」も楽しんでほしい。」とお話がありました。
浴衣は夏だけ着用するものではなく、昔パジャマとして着用され、親しまれていました。和装を身近に感じられたよい機会となったと思います。
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