研修より

研修より

令和4年度 校内OJT研修

 「専門の知識をもつ教職員による講話を聴講したり、話し合いを行ったりしながら学び合い、知識を深め、

技能を高める」ことを目的とし、校内OJT研修を開催しました。

今年度は、以下の内容の5講座を開催し、多くの教職員が研修に励みました。

①「肢体不自由のある児童・生徒への身体の動かし方、かかわり方の基本」

②「校内にあるAT(アシスティブテクノロジー)機器について」

③「緊急時の対応について」

④「ビジョン・アセスメントWAVES」の活用について

⑤「見えにくさのある児童生徒の実態把握と支援の仕方」

  講話だけでなく、実技などもあり、教職員同士で学び合うことができました。明日からの授業づくりに活かしていきたいと思います。

〈研修の様子〉

①                          

 

 

令和3年度 主題研究授業実践協議会

主題研究授業実践協議会を行いました。

 

 令和3年11月26日(金)に、筑波大学附属桐が丘特別支援学校校長下山直人氏を指導助言者としてお招きし、「主題研究授業実践協議会」を行いました。

①提案授業を実施し、取り上げた実践について主題研究各チームで協議・共有することで、授業の改善と主題研究の推進を図る。

②実践協議会への参加を通して、外部講師からの指導助言を主題研究各グループの実践に活かし、授業実践力の向上を図る。

 この2点を目的として、午前に2つの提案授業を行い、午後の児童生徒下校後に、提案授業をVTRで視聴し、主題研究の各チームで協議・共有し、最後に下山氏から指導助言をいただきました。

 

~参加した職員の感想~

【提案授業について】

・授業を提供してくださった先生の、教材の工夫や子どもたちへの配慮を見たり授業への熱い思いを感じたりすることができ、自分自身も気持ちを引き締めて子どもたちがワクワクするような授業づくりに努めたいと感じました。

・教材の使い方、段階に迫った学習の形態が示されていて勉強になりました。

【協議について】

・協議中にたくさんのアイデアがいろんな先生から出ていて、とても勉強になりました。参考にさせていただきたいです。

・協議を通して他の先生方の子どもの行動の見取り方を知ることができ勉強になりました。

【指導助言について】

・下山先生のお話はとても分かりやすく、どのお話もとても参考になりました。学びは、教室の中だけで、できることであってはならない、生活に生かせるものであることが大切だと再確認できました。

・生活に生きる教科学習という視点や学びの基礎となる言語能力(ことばのはたらき)についての話が勉強になりました。日々の授業で心掛けていこうと思います。

・「ワクワクする活動を仕組む」⇒教科書の内容を取り入れながらも生徒の興味関心がある方法を工夫することが大切と再認識しました。

 

 今回の協議会での、職員同士での学び合い、下山氏からいただいた指導助言を生かして、子ども達へのより良い授業づくりに努めていきたいと思います。

<主題研究各チームの協議の様子>

     

令和3年度 主題研究チーム研修会

「主題研究チーム研修会」を行いました。

 

 令和3年9月13日(月)、福島県教育センター指導主事の菅野智香子氏を講師として、「主題研究チーム研修会」をリモートで行いました。通常の教育課程の授業づくりに生かすために、言語能力の育成について研修し、主題研究の推進を図ることを目的に、『資質・能力の育成を目指す学習の基盤となる「言語能力の育成」』をテーマとして、講義形式で行いました。

菅野氏からは、主に通常の教育課程で指導している先生方を対象に、

・言語能力を構成する資質・能力の「具体的な力」

・「どの言語能力を、どの場面で、どんな言語活動で」身に付けさせるか

・言語活動で授業改善をする場面例の紹介

等をお話しいただきました。3つの資質・能力のうち、主に「思考力、判断力、表現力等」をはぐくむために、どんな言語活動をするのか、プレゼン形式で分かりやすくお話ししていただきました。

 

~参加した職員の感想~

・通常の教育課程を受ける子どもたちが対象の内容で、意欲をもって研修会に参加できまし

た。

・考えを広げ深めていくことができるようコーディネートをどのようにしていけばよいか

勉強していきたいと思いました。

・「共有させるための言語活動」を上手くとり入れてみたいと思いました。

 

 今回の研修会を良い機会として、児童生徒の言語能力の育成について考え、実践していこうとすることができました。

 

     <リモートで講義をする菅野氏>