「専門の知識をもつ教職員による講話を聴講したり、話し合いを行ったりしながら学び合い、知識を深め、技能を高める」ことを目的とし、校内OJT研修を開催しました。
1学期は以下の3講座を開催し、多くの教職員が研修を行いました。
① 「肢体不自由のある児童・生徒への身体の動かし方、かかわり方の基本」
児童生徒へのかかわり方や身体の弛めについて、話を聞きながら演習を行いました。ペアを組んで体験することにより、支点の位置や伸ばし方、力加減などを学ぶことができました。研修を受けた先生方からは、「身体が緩む感覚を体験することができた。」「毎日の学習に生かしていきたい。」などの声が聞かれました。
②「緊急時の対応について」
本校養護教諭より、発作時の対応の仕方や、ストレッチャーの操作等について話を聞きました。発作時などは、児童
生徒の様子や対応の仕方を時系列に沿って記録しておくことが、今後の対策にもつながることを学びました。事故やけがを未然に防ぎ、児童生徒が安全で楽しい学校生活を送ることができるようにしていきたいと、気持ちを引き締める機会となりました。
③ 「校内にあるAT(アシスティブテクノロジー)機器について」
校内にあるAT機器について話を聞きました。説明を聞いた後に、実物に触れたり操作したりしたことで、授業への生かし方を知ることができました。
令和6年6月21日(金)に、帝京大学教育学部初等教育学科 教授 金森克浩氏を講師として、主題研究全体研修会を行いました。今年度、本校の校内研究のテーマは3つの資質・能力の育成を目指す学習の基盤となる「情報活用能力」の育成となります。
本研修会では、主題研究の推進を図ることを目的として、「特別支援教育におけるICT活用」をテーマに、
1)なぜICTが必要なのか
2)障害の重い子のICT活用
3)知的障害の子どものICT活用
4)準ずる過程でのICT活用
の4つの内容について、動画や資料をもとに分かりやすくご講演いただきました。
その中で、情報活用能力は、「できることを生かす」、「コミュニケーション力を伸ばす」、「自己選択の力をつける」ために必要だというお話をいただきました。
また、知的障害の子どものICT活用や準ずる過程でのICT活用では、参考図書やサイト、デジタル図書及び教科書を利用することも有効であることについての説明もありました。
<参加した職員の感想>
・自立活動主、知的教科代替、準ずる教育課程における児童生徒それぞれの情報活用能力についてのお話が分かりやすかったです。
・肢体不自由の生徒へのICT活用についてヒントを得ることができました。
・今後の授業において、情報をどう利用するのかという視点で実践してみたいです。
今回、学んだことを日々の授業づくりに生かしていきたいと思います。
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