高等部 学校生活の様子

高等部より

日本大学東北高等学校とのリモート交流

 令和5年2月20日(月)に今年度、3回目となる日本大学東北高等学校とのリモート交流を実施しました。生徒会役員改選後、初めての交流会ということで緊張した面持ちで始まりましたが、11月に実施された対面での交流学習の感想を伝えあったり、次年度に向けてどのような形で交流を続けていきたいかなど、お互いの考えを話し合ったりするうちに、すっかり打ち解けることができました。普段なかなか体験することのできない時間を過ごすことができ、とても充実した時間となりました。

   

 

後期生徒会総会

 2月17日(金)に後期生徒会総会が行われました。生徒会長からは、この総会の意味や高等部の一員としてみんなで高校生活がよりよくなるために頑張りましょう、と挨拶がありました。今年度は新型コロナウィルス感染症の対策をしっかりと行い、生徒会活動、委員会活動等、とても有意義な活動ができたと思います。今後もみんなでよりよい学校生活について考えていけるようにしていきたいと思います。

「空飛ぶ車いすボランティア活動」

 高等部3年2組の生徒が昨年度から実施している「空飛ぶ車いすボランティア活動」において、修繕していた車いす2台がついに完成し、まもなく配送業者に引き渡すことができそうです。

「空飛ぶ車いすボランティア活動」とは不要になった車いすを集め、修理、整備して、車いすの不足しているアジア諸国に送り届けるボランティアリレー活動になっています。

昨年度は1台、今年度は2台の車いすの修繕を行い、この活動を通して、工具の使い方や手順を考えることの大切さを学ぶだけでなく、誰かの役に立つ活動ができていること、やりがいを感じることもできたようです。

 

 

 

主権者教育「大人になる君へ~18歳、成年の心得講座~」

 高等部3-3・4は、12月7日(水)10:00~11:30に、高等部3-1・2は12月12日(月)13:30~15:00に、消費生活センターによる出前講座「大人になる君へ~18歳、成年の心得講座~」を受講しました。

  

 「契約」「クーリングオフ」「お金の上手なやりくり」「若者に多いトラブルと対処法」といった内容について、分かりやすい事例などを取り上げながら、講義していただきました。

  

 消費生活をする上での役立つ講義をしていただき、生徒たちは興味深げに、また卒業後の自分自身の生活について想定しながら聞くことができました。

  

 最後の質疑・応答の時間では、講義していただいた消費生活センターの職員の方に積極的に質問したり、感謝の言葉を伝えたりすることができました。
 今回講義していただいたことを、これからの生活にぜひ役立ててほしいと思います。

 

郡山東高校との交歓会

 今年度は、郡山東高校との交歓会を2回実施しました。
 1回目は、7月12日に郡山東高校に訪問して、授業等に参加しました。高等学校の生活や学習を実際に体験して、高等学校の雰囲気を感じ取ることができました。

  

 

 2回目は、12月13日に本校にて実施しました。風船バレーやボッチャ、車いすの体験操作、本校生徒による校舎案内を行いました。郡山東高校と本校の生徒が協力しあいながら活動を行って、交流を深めることができました。

  

主権者教育を実施しました

12月2日(金)、12月7日(水)
高等部1年1組、2組は12月7日に、高等部2学年は12月2日に、選挙出前講座を受講しました。
両日とも福島県選挙管理委員会事務局の本田達也様を講師にお招きして実施しました。
来年には18歳になり選挙権を得る生徒もおり、政治や選挙を身近なことと捉えて学習しました。

    

模擬投票では、選挙で使われる投票用紙を使用し投票しました。投票用紙がプラスチック製であることを実際に確認しながら投票を体験しました。

      

今回の主権者教育を通して、生徒達から「18歳になり選挙権をもった際には、積極的に選挙に参加したい。」などの発言が聞かれました。また、投票を難しく捉えず、自分の考えに近い人を候補者として投票することが、選挙に参加する第一歩であることを学ぶことができました。

    

 

 
 
 
 
 
 

 

 
 

高等部1,3年1組 日大東北高等学校との交流

 高等部1、3年1組は、11月9日(水)に日大東北高等学校で交流及び共同学習を行ってきました。お互いの学校紹介から始まり、シッティングバレーやボッチャ、車いすを用いてのスラローム走などのユニバーサルスポーツに取り組み、互いの良さを感じながら楽しく活動することができました。昼食は、学食を利用させていただき、おすすめメニューなどを聞きながら券売機で食券を購入し、楽しく食事をとりました。昼食後は日大工学部の70号館の展望台まで一緒に行き、素晴らしい郡山の景色を共に堪能してきました。とても有意義な一日になりました。

 

 

 

高等部1学年学習旅行

 10月7日(金)に、アクアマリンふくしま」に行きました。2日(月)には、事前学習として「アクアマリンふくしま」からゲストティーチャーを招いて、「魚の生態」や「海洋プラスティックごみ問題」を聞いたり、クイズやチョウザメ等のはく製に触れたりしました。「アクアマリンふくしま」は、福島の海の大きな特徴である太平洋の「潮目」をテーマにした水族館です。福島の海の豊かさを水族館見学で体感しました。また、1組・2組は「いわき・ら・ら・ミュウ」でショッピング学習も行いました。普段とは違う環境の中で、様々な体験学習を楽しみました。

 ネコザメのからだは、ザラザラしていました。

    

  

  

  

校外学習(高3-5・6・7組)

 9月28日(水)にコミュタン福島へ行きました。
 デジタル地球儀を触って雲の動きを見る、再生可能エネルギーに関するビデオを観る、放射線に関するゲームをやる等の体験を通して、地球環境と人間のかかわりについて学ぶことができました。

 

高等部1年1組「家庭基礎」浴衣着装体験

 高等部1年1組の「家庭基礎」では現在「衣生活分野」を学習しています。これまで、「被服の起源」「素材の種類と特徴」「立体構成と平面構成」「世界の民族衣装」「日本の和装の歴史と文化」について学んできました。今回は本宮市にある古民家スタジオ「KAMIMACHI」の伊藤順子さんを講師に迎え、和装のカジュアル着である「浴衣」の着装体験を行いました。
 男性用、女性用の帯の結び方の違いや、車いすでも見えるような帯結びのアレンジを実演していただき、着付けしてもらう生徒も実演を見る生徒も初めての経験に目をキラキラと輝かせていました。講師の伊藤さんからは「和装を堅苦しくとらえず、身近なものとして楽しんでほしい。」「着物は帯やヘッドアクセなどの組み合わせで何通りもの着こなしができる。帯の結び方も種類は無限大にある。その日の自分の気分や好みで「変わる自分」も楽しんでほしい。」とお話がありました。
 浴衣は夏だけ着用するものではなく、昔パジャマとして着用され、親しまれていました。和装を身近に感じられたよい機会となったと思います。